2030学習指導要領 改訂スケジュール予想
- 2025.11.18
- 2030年学習新指導要領
株式会社かえでプロダクションは、小中高の学習用教材を執筆・編集・校正するプロダクションです。会社を設立して17年目。社員も18名となり、毎年1名ずつペースで少しずつ大きくなってきています。若い社員たちは日々研鑽し、ひとつひとつの物事に対して、真摯に向き合い、確実に成長をしています。
さて、今回は、新学習指導要領の改訂についての話です。2025年9月25日、文部科学省の中教審「教育課程企画特別部会」から、新しい学習指導要領の改訂に向けた「論点整理」の素案が発表されました。これにより、いよいよ2030年に新学習指導要領が始まる方針がほぼ決まったのではないかと推測されます。
以前のはねブログにて、教科書の改訂は4年おきと書きましたが、教科書の方針となる学習指導要領は、ほぼ10年おきに改訂されています。前回は平成29~31年の生きる力、前々回は平成20年のゆとり教育からの脱却。今回は、前回の生きる力を発展させていくような方向性が示されそうです。すでにいろいろなキーワードが出てきており、ネット上を騒がせています。「学びに向かう力・人間性」「主体性」「教師の働き方改革」「調整授業時数制度」「小学校に情報の領域を追加」「中学校の技術・家庭科を、情報・技術科と家庭科に分ける」「2027年に学習指導要領のポータルサイト開設」などなど…。こちらについてはまた後日とし、今回は改訂に向けたスケジュールだけに特化して、考えてみます。
2030年、小学校にて新しい学習指導要領の全面実施がされると仮定した場合、小学校だけを逆算的に考えると、次のようなスケジュールが見えてきます。
2030年4月 小学校にて新しい学習指導要領 全面実施
2029年 小学校の新しい教科書の見本本が発表
2028年 教科書メーカーが小学校の新しい教科書の概要をほぼ決定 教科用図書検定が開始
2027年 新しい学習指導要領の発表 → 教科書メーカーが小学校の新しい教科書の制作を始める
2026年 中央教育審議会にて、新しい学習指導要領の答申を行う
2025年9月 論点整理の素案を公表
つまり、2030年4月に小学校にて、新しい教科書を使おうとするためには、2027年には「新しい学習指導要領」を発表している必要があります。このときに、教科書の移行措置が実施されるか、実施されないか発表がされると思われます。
小学校の教科書改訂以後、その翌年、2031年に中学校、2032年に高校が全面実施となります。教科書見本本についても同様に、2030年に中学校、2031年に高校が発表されます。
教科書が新しくなるということは、新しい教育を受けた世代が誕生するということを意味しています。ゆとり世代、さとり世代、Z世代、α世代…次はどういう世代が誕生するのか、楽しみです。ちなみに…私は、根性論世代末期&就職氷河期世代で、バブルがはじける瞬間をテレビのニュースで見ました。
-
前の記事
本社拡張しました 2025.01.29
-
次の記事
記事がありません