KPC加入と退職金制度開始

KPC加入と退職金制度開始

弊社は小中高の教材を制作する編集プロダクションです。会社を設立して16年目となり、徐々にクライアントが増えてきています。現在、英語・国語・社会・理数の4チーム14名の若い社員とともに、日々、切磋琢磨し、編集技術の向上を目指しております。

2024年もあっという間に終盤。中学の教科書改訂期の作業もいよいよ佳境を迎え、次年度の作業の予約が増えつつあります。次年度は高校の教科書改訂期ですが、高校教材に限らず、小学・中学の教材で継続して改訂するものや、模擬テストや入試など、あらゆる教材の執筆・編集・校正を行う予定です。

さて、タイトルについて、弊社は2024年に新しい福利厚生を導入いたしました。ひとつはKPCの加入です。

KPCとは、「公益財団法人京都中小企業振興センター」の略称です。京都の中小企業のみが加入することができるサービスで、中小企業の振興と雇用の安定および企業の繁栄に寄与することを目的としています。昭和42年に設立され、50年以上の歴史があり、京都市長推薦の公益法人でもあります。

KPCの福利厚生のおもな中身は、慶弔給付金や健康診断助成といった労務面の補助です。ほかにも、テーマパークや美術館・博物館などの優待券があり、弊社の社員もうまく活用をしているようです。さらに、毎月、京都に関わるクイズがあり、抽選で賞品がもらえます。私もAmazonのギフト券をもらいました。

ふたつめは退職金制度の創設です。中小企業の退職金制度といえば「中退共」が有名ですが、弊社は「ぜいたいきょう」に加入しました。「ぜいたいきょう」は、税理士事務所職員・関与先事務所従業員のために、昭和58年に発足した一般社団法人です。弊社の顧問税理士の紹介により、弊社も加入をしました。「ぜいたいきょう」は、退職金の金額が「中退共」よりほんの少しだけよく、また、慶弔見舞金の制度があります。

なので、弊社の慶弔見舞金の制度は、KPCとぜいたいきょうの二本柱となります。

弊社の社員は20歳代が中心なため、これから結婚・出産・育児と多くの人生イベントがあります。会社としてできることをコツコツと積み上げたいなと考えています。まだ加入したての制度なので、これからどう活用していくか、どう拡大していくか、人事評価制度の見直しも含め、まだまだ私の考えること・行動することがたくさんあります。これからも社員のためにできる福利厚生をどんどん実施していこうと思います。

KPC → https://www.kpc.or.jp/

一般社団法人ぜいたいきょう → https://www.zeitaikyo.com/