2025年度中学国語の教科書採択率を計算してみました
- 2026.09.10
- 小学校・中学校教科書採択
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さて、前回に引き続き、今回は日本全国の中学国語の教科書のシェア率を計算してみました。事前情報では、シェア率1位は光村図書、2位は東京書籍なんだろうな…程度は把握できているのですが、どれくらいの数字になるか、3位以下はどの出版社なのか、楽しみです!
ちなみに、以前は、文部科学省が教科書の発行部数などを公表しており、そこから全国でどの教科書が使用されているかのシェアを把握することができました。現在は、同じような形では公表されていないため、独自の計算となります。なので、あくまで参考資料程度と思っていただけるとありがたいです。
さて、中学国語のシェア率の計算をしていくうえで、まずは各教育委員会の教科書採択一覧を見ると、中学生の人口が多い東京都、神奈川県、愛知県で光村図書の圧倒的シェアを確認できました。
東京都の公立中学校では、国語の54採択地区のうち50地区が光村図書。神奈川県もほぼ光村。愛知県も名古屋を含む8採択地区すべてが光村でした。
一方で、千葉県では、千葉市が光村ですが、それ以外の地域では教育出版を採択しています。関西だと、大阪府は半分が三省堂を採択しており、光村を上回っていました。
あれ…東京書籍は? 心配することなかれ。茨城、栃木、宮城、岩手、兵庫など全国的に広範囲に採択をされており、トータルの上位は間違いないでしょう。
そんなこんなで、計算を進めていき、中学国語の教科書採択シェア率の結果は…
1位 光村図書 60.4%
2位 東京書籍 16.7%
3位 教育出版 11.5%
4位 三省堂 11.4%
となりました。3位教育出版と4位三省堂の差はほとんどないため、実質、同率と考えても問題ないかと思います。
それにしても、中学国語といえば光村図書といえるくらいのシェア率ですね。前回よりも採択が大幅に伸びた印象です。光村図書は英語も順調で、小学英語をきっかけにして、ここ数年で一気にきたという感じがしています。教育出版と三省堂のシェア率はそこまで変わっていないところをみると、東京書籍から光村図書に乗り換えたと考えていいのかもしれないです。
次の教科書大改訂でどうなるか。光村図書の独壇場が続くか、東京書籍の巻き返しがあるか、はたまた教育出版と三省堂が2位なんてことも…
なお、改めて、今回の計算は、文部科学省や各教科書会社が発表している公式な市場シェアではありません。各都道府県・自治体等が公表している2025年度(令和7年度)の教科書採択結果と、学校基本調査などの中学生数を組み合わせて、独自に推計したものです。
国立・私立中学校、中等教育学校などについては完全には反映できていないため、実際の教科書発行部数とは多少の誤差があると思います。
その点はご了承ください。
とはいえ、全国の採択地区を追いかけて、生徒数まで入れて計算した結果なので、なんとなくの目安にはなると思います。
次は中学英語の計算をしてみようかなと…また計算ができましたらブログの更新をしますね。
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