複数教科担当制

複数教科担当制

かえでプロダクションの編集部は、小学校・中学校・高校の英語・数学・国語・理科・社会だけでなく、副教科も含めて、あらゆる学習用教材の編集・執筆を行っています。

実は…弊社のように全教科全学年を対応している学参系の編集プロダクション(以下、編プロ)は少なく、どの編プロもそれぞれ得意科目・不得意科目というのがあるのが一般的です。実際に、大阪には数学専門の編プロ、東京には国語専門の編プロ、他には、英語に強い編プロ、社会に強い編プロというのもあります。編プロの特徴というのは、そのように教科に特化することが一般的です。

では、かえでプロダクションの編プロとしての特徴は何かといいますと…

「適性検査型」や「教科横断型」も対応できる編プロ です。

「適性検査型」や「教科横断型」というものは、おもに中高一貫校の入試や、公立高校の特色選抜系の入試でよく見られる問題です。英数国理社の5教科という枠でおさまらず、理科の問題の中に数学を入れたり、英語の問題文なのに中身は理科だったり、最近の入試問題は教科を飛び越え始めています。

大学入試プレテストの新傾向問題でいうと、国語の問題なのに、現実社会で実際に起きている問題を取り入れています。高校入試では、英語だけでなく国語のリスニングの問題も実施されるようになりました。弊社の本社がある京都では、公立高校の上位校入試の科目が「総合Ⅰ」「総合Ⅱ」となっており、すでに5教科の枠を超えています。

そういった多様化された複雑な入試問題が増え、それに対応すべく、弊社では社員みんな「複数教科担当制」をとっています。日常的に、1人につき2~3教科を担当するようにしています。国語と社会、数学と理科というオーソドックスな組み合わせだけでなく、英語と理科、数学と社会、国語と数学という文系と理系を混合させた組み合わせの社員もいます。この組み合わせの決め方は社員の適性を見ながら決めていきます。

執筆・編集という仕事は不思議なもので、私自身、大学は文系出身なのですが、執筆した本のほとんどは理系という謎の人間です笑。つまり、教科の得意不得意は決して、執筆・編集の得意不得意とイコールにはならないということです。不得意だからこそできる丁寧な教材というのが世の中には存在します。

そのような経緯があり、結果、かえでプロダクションは全学年全教科に対応できる学参系の編プロとして、できあがりました。

もちろん一教科だけの依頼もたくさんこなしています。学習用教材のことで何かあれば、いつでもお気軽に弊社のHPからお問い合わせください。お待ちしております。