朝礼

朝礼

朝礼は、会社によっていろいろあると思います。私も以前勤めていた会社では毎朝のように朝礼があり、本を読んだり、掛け声をしたり、昨日の感想とか、今日の意気込みとか、いろんなことをしました。

私はこの立場になって、ようやく朝礼の意義というのを理解できましたが、サラリーマン時代は正直、あまり有意義な時間と感じたことがなかったです。だって、面白くないんだもん笑。

そこで、サラリーマン時代に朝礼を少しでも面白くしようと、試行錯誤してみましたが、結局、毎朝のことなので、面倒になってしまい、続けるのは難しかったです。

そういう経験から、弊社の朝礼は週初めの10時からで、週1回のみにしています。

朝礼の内容は二本立てです。はじめに私から伝えておかないといけないことを話します。クライアントのことであったり、締切の近い仕事の確認であったり、内容は様々ですが、これが短いときは数秒。長いときは5分くらいです。でも、どれも重要な話です。

その後、各自、今週にやらないといけないことの予定を全員に話してもらいます。いわゆる予定の確認ですね。全員に話してもらうにはおもに3つの理由があります。

・一週間の自分の仕事量と締め切りを把握している。

・発言をすることで、自分の頭の中を整理する。

・自分の仕事量だけでなく、他の社員の仕事量を把握し、可能であれば、手伝ったり、アドバイスをしたり、周囲に対して気を配る習慣を身につける。

この仕事はスケジュール管理が命ですから、とにかく漏れがないようにしないといけません。仕事量が多いときは要注意です。本来であれば、毎日でも確認すべきなことなのですが、それはそれでくどくなるので、週1回にしています。

また、この朝礼では、私自身、社員の声のトーンやしぐさで心境の変化を察知できるように心がけています。プラスでもマイナスでも、どちらかの変化があったときは、私から声をかけるように意識をしています。

私にとって、社員は大切な仲間です。もちろん私自身が上司でもあるわけですが、それ以前に信頼のできる仲間です。全員、私が責任をもって採用したので、私が信頼するのは大前提です。弊社はその前提の上に成り立っています。

できれば友達でいたいですが、さすがにそれは難しいようです笑。