リモートワークの日

リモートワークの日

今年の春から本当に大きな騒ぎとなり、日本全国が活動自粛となりました。株式会社かえでプロダクションも同じように、4月からリモートワークを導入し、全社員で在宅での勤務を始めました。

実は、昨年末ごろからリモートワークの導入に向けて動いていたので、そこまで抵抗感なく、スムーズに導入することができました。急にPCを買い揃える必要がありましたが…汗。

リモートワークを実施してみたところ、自宅の方が作業効率がいい社員と、自宅だとまったく本領が発揮できない社員の二極化が起こりました。

私も会社を始めたころ、自宅で仕事を行っていたので、リモートワークの長所・短所は身をもって理解しています。はじめのころは出勤もなく、目新しい生活で、あまりにも気楽に仕事をしていたせいか、徐々に「このままではダメになる」という焦燥感と、公私の境目がなくなり、仕事に身が入らなくなる日が続くようになりました。売り上げもそれに応じて伸び率が止まりました。そこで事務所を京都に移転させたところ、会社は上昇軌道へと転換し、今に至ります。

世の風潮として、リモートワークの方がいいという記事をよく目にしますが、私個人の意見からすると、その人の個性による向き・不向きの問題じゃないかなと思っています。

そこで弊社では、リモートワークをする社員に対して、どういう状況でも自分の力が発揮出るようなアドバイスを送り、マルチタスクを意識したワークスタイルの確立を目指しました。要するに、常に仕事を集中する時間を自ら定期的に設けるということですね。大人の集中力はもって30分~1時間と考えていますので、1時間おきくらいに仕事を入れ替えたり、リフレッシュしたり、何か刺激を与えることで、自宅でも継続的に仕事が進むようにもっていきました。

やはりそれでも向き・不向きというものがあるため、この7月より「毎週水曜は希望制リモートワークの日」としました。希望制なので、前日までに私に報告をすればいつでもリモートワークを実施することができます。

弊社の仕事は締め切りに追われることが多いですから、今週はリモート、来週は出社と自分で調整できるところがいいところかなと感じています。

今回の騒ぎにより、働き方改革はすでに次のステージに入っており、弊社では社員とともに前向きに楽しめる職場を目指していきたいと思います。

ちなみに、希望制リモートワークの評判がいいので、8月からは「毎週水金」とさらに拡大させています。2020年12月からは「毎週火水金」となっています。