有給休暇の使い方

有給休暇の使い方

私はサラリーマン時代に有給休暇というのを自主的に使ったことがなかったです。同僚の主婦の方がお子様の都合で有給休暇を取得していたのは覚えていますが、社内の雰囲気が有給休暇を使いづらく、有給休暇を使うことになんだか抵抗感がありました。

結局、退職するときにまとめて使うのですが、使いきれずに有給休暇が消滅してしまう。中小企業で働いた経験のある方だと、こういう人も多いのではないでしょうか。

また、有給休暇の制度について、知っているようで、よく知らない人も多いと思います。私自身も経営者になって、初めて知ったことも多くあり、弊社の社員には有給休暇の内容についてきちんと説明をし、積極的に使うように指示を出しています。

ただ、社員の中には、会社として「有給休暇を使え」といわれても、結局、使い方がわからないと感じている人がいると思います。そこで、弊社では有給休暇の使い方も指導しています。

具体的には「有給休暇は直前で使うのではなく、1か月ぐらい先のスケジュールで、この日は休む!とあらかじめ決めて、それに向かって、仕事のスケジュールを組む」というようにしています。

休みを先に決めてから、仕事をどうするか考えるという発想です。私が勤めていた会社は仕事優先で、休みは二の次、いや、考えるなくらいの感じでしたね。何のための有給休暇なんだろうと何度も思ったので、私なりに、かえでプロダクションでは有給休暇を使える雰囲気づくりを進めています。

働くときは全力で働く! 休むときは全力で休む!

仕事と家との往復ばかりではだんだんつらくなってきます。次の休みに何をしようかと思い描くことを先に考え、そのために仕事を思いっきりやる。休みの日は仕事のことを考えたくないですからね。

すごくシンプルなことですが、仕事も遊びもいつも一生懸命であることは決して恥ずかしいことではないと、私は思います。