編プロって

編プロって

かえでプロダクションの業種は編集プロダクションに位置付けられています。通称、「編プロ」といいます。

自己紹介のときに「編プロ」と言うと、よく芸能プロダクションと間違われるのですが、弊社には芸能人はいません。いてほしいですが…笑。

「編プロ」は出版社の下請けになるので、出版社の発刊する種類によって、それぞれ編プロ業界があります。旅行雑誌の編プロ、地方誌の編プロ、専門書の編プロ、一般書の編プロなどなど。その中で、弊社は教育関連に特化した学習参考書の編プロ業界(通称「学参系編プロ」)に位置しています。

主な仕事内容は、日本全国の教科書会社や学習参考書の出版社、学校や学習塾、教育委員会などから、さまざまな依頼を受け、自分たちで問題をつくり、編集することです。

自分たちがつくった問題を使って、学校や学習塾の先生方は授業をするので、間接的に子供たちの指導に携わっています。見方によっては、自分たちがつくった問題によって、子供たちの人生を左右する可能性もあり、とても重要な役割を担っています。

正直、とてもマニアックな業界なため、私自身、教育業界の中に編プロという業界があることを知ったのは、出版社に勤めたときでした。この業界は、大手出版社の子会社は別として、個人資本の編プロは業界最大手でも社員数40名程度の小さな業界です。

現在、弊社の社員数は8名。ここから毎年1~2名の正社員を採用して、次の教科書大改訂の2032年には30名規模を目指し、業界大手に名乗りをあげられるように、日々邁進しています。