慶弔見舞金

慶弔見舞金

株式会社かえでプロダクションは、2022年4月で社員数が15名となります。この約10年間で、毎年1~2名ずつ採用して、やっとこの大きさになりました。

目標は『2032年に社員数30名規模の会社にする』こと。私自身、この数値目標を達成するために、営業面だけでなく、人事戦略を考え、社員の満足度を高めることを実施しています。時代の移り変わりがとても早いので、1つ実行しては、また次のプランを模索し続けるなど、まだまだ会社経営の試行錯誤の日々が続いています。

さて、今回は「慶弔見舞金」の設立です。これも社員の福利厚生の一環です。私の福利厚生好きはほぼ趣味の域に入ってきましたね笑。

弊社の社員は、20歳代の若い社員たちが多く、これからいろんな祝い事や弔い事があります。実際に、この数年だけで何名も結婚し、逆に悲しい弔い事も起こりました。その都度、私から個人的に支給をしていたのですが、これを会社としてきちんと制度化した方がいいと、常々考えておりました。

そこで弊社の顧問社労士と相談の上、ようやく1つの形にたどり着いたのがこの「慶弔見舞金」です。

本人が結婚すれば「結婚祝金」、親族関係が亡くなれば「家族弔慰金」として、一定の金額を会社から支給します。

ただ、この制度の範囲設定にとても難航しました。昨今、再婚者が増え、同性婚があるなど、性の多様性が認められつつあります。かくいう私も再婚者なので笑。

そこで、今回の「慶弔見舞金」の制度は、会社としては一般的なものとしていますが、個人的にはある程度の寛容を持って、幅広く認可していきたいと考えています。愛の形は千差万別、心が大事です。少しでも今の時代にあった多様性に順応できるように、これからも新しい会社づくりを続けていきたいと思います。