映画『キャンバス』協賛

映画『キャンバス』協賛

今回、いろいろなご縁がありまして、自主制作映画『キャンバス』の協賛をすることになりました。

この映画は京都を舞台とした長編映画で、寺尾都麦監督の2作品目になります。今作では「つくる」ということに対して、2人の絵描きの生活を通して表現したドラマになっています。

<ストーリー>

絵を描くことを生きがいとする大学生のはるは、一冊のスケッチブックを拾う。それは、はると同じ油絵を描き、その絵を他者に評価されることを恐れる水野ほたるのものだった。お互いの中に居場所を見つけた二人は作品を見せ合い、共に描いた。しかし水野は、ある事件をきっかけに絵を描くことが出来なくなり、二人はすれ違ってゆく ――。

二人にとって “描く”とは、そして”つくる”とはどういうことなのか。全てのツクリテと、自分の愛するものに向き合う全ての人に捧げる、天才に産まれてこなかった人間たちの淡い青春ドラマ。

作品制作にあたり、クラウドファンディングを実施したところ、目標金額250000円に対して、765000円も集まり、注目されているプロジェクトとしても取り上げられたことがあります。

その影響もあってか、すでに京都の会場は予約が満席となっており、現在は東京と大阪しか空いていないですが、ご興味のある方はぜひ下記URLからお申し込みください。

上映日 → 2023年2月21日:東京、3月4日:京都、3月11日:大阪

▶︎Instagram:https://www.instagram.com/canvas_.film/

▶︎申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd-h7Qjh688Z62X5PweZj-n1gPB_NDHEEEAma5MKeO2G_be1A/viewform?usp=sf_link

弊社も編集という仕事柄、「つくる」というテーマに対してはいつも喜びと苦悩があります。新作がつくれたときの感動は何にも代えがたく、でもまたつくらなければいけない苦しみもつきまといます。溢れる才能があればいいのですが、残念ながら、ほとんどの人は天才ではありません。もちろん私も含めて。

この作品で「つくる」ということに対して、改めて自分自身が向かい合えればいいなと思う気持ちと、制作スタッフのこの作品を「つくる」という情熱そのもが、私の中にあるアツい想いと重なり、今回の協賛へとつながりました。小さな貢献かもしれないですが、私なりに今後もこういった支援活動ができればいいなと考えています。